2011年3月16日水曜日

放射能騒ぎと物不足

海外メディアでは、日本人はweary but resolue(疲れ果ててはいるが毅然としている)などと称賛しているようである。確かに、略奪のようなもの今のところ起きてはなさそうだ。が、原発事故騒ぎと小売店の陳列棚に関しては、本当かな?という感じがしている。
今日、会社の同僚が、「昨日、妻と子供を実家の四国に帰した」と言っていた。水面下で、ひそかに、西日本方面への「疎開」がおきている可能性がある。ある外資系の会社も、「当分、大阪にオフィスを移せ」との指示が本部から来たと聞く。派手に表沙汰になっていないだけで、静かに、脱出が進んでいるような気がする。また、海外から来ているexpatsと呼ばれる駐在員も早く本国もしくは日本以外の国へ脱出するよう、指示がきているらしい。
マスク着用もここにきて増え始めた。それも、花粉症用とは思えない、少しごっついマスクをしている人が。今日、帰宅して、池上先生の原発事故解説番組をTVで見ていたら、マスクをしていたほうがよいことが示唆されていた。たぶん、こうしたことが影響しているのだろう。もはや、自分としては、周りの人と同じなら、被爆してもしゃーないな、という、聊か投げやりにも似た気持ちを持ち始めている。だって、どうしようもないもの・・・。
そして、物不足。帰りに家の近くのコンビニに寄ったが、例によって、物がなかった。パンは全くなく、カップめんも少しはあったが、ほとんど品切れに近い状態。ただ、おにぎり、弁当が多少あったのを見て、少し安心した。やはり、「見せ玉」は重要だな、と思う。パニックも結局、防衛心理によって起きるのだから、要はそれを取り除いてやればいいわけだ。加えて、買いだめする人が、恥ずかしいという思いをする仕掛けを作ることも有効だろう。恥をかいてまで、買いだめしようという日本人はそれほどいないと思う。
明日は、無事にコンビニで朝食のパンが調達できるか。。。会社の近くであれば、たぶん大丈夫かな・・・・こう思いつつ、今夜は寝るしかない。

0 件のコメント:

コメントを投稿